Deadly!

アラサー女の備忘録。映画、英語、海外のことなどをつづります。誰かの役に立てるのなら幸いです。

【感想】レプリカズ【ほんのりネタバレ?】

こんにちは、丸谷(@eri_marja)です。

 今回はみんな大好きキアヌ・リーブス主演のSFを見てまいりました。キアヌって愛され系ですよね・・・大ファン!というわけではないですが、好きです。キアヌが出演してると見たくなっちゃう。ネットで話題になるほど庶民的なとことか最高です。今年で55歳になるそうですが、見えませんね・・・!

映画情報

レプリカズ / Replicas

★★★2019年 / アメリカ / ジェフリー・ナックマノフ 監督

PLAY

人間の意識をコンピュータに移す実験成功を目前にした神経科学者ウィリアム・フォスターは、突然の事故により最愛の家族4人を一度に亡くしてしまう。失意の中でフォスターはタブーを犯し、家族の身体をクローン化させ、意識を移し変えることで完璧なレプリカとしてよみがえらせることに成功する。家族との幸せな日々を再開しようとするウィリアムの前に、研究サンプルとして家族を奪おうとする政府組織が襲い掛かる。(映画.comより抜粋)

感想

愛する家族を失ったキアヌが大暴走☆

この一文だと「ジョン・ウィック」シリーズと同じ?ってなるんですが、今作は暴走のタイプが違います。ガンフーはもちろんアクションはほぼナシですが、まさにマッドサイエンティストな感じで、これまでの自分の研究を使って、倫理的に間違っていると頭で理解しつつも、同僚のエドに止められようとも、どうにかこうにか家族を取り戻そうと突き進んでしまいます。

同僚のエドの止め方も、「え、それで諦めちゃうの??いいの??」という感じの弱さ(笑)ですが、可愛いのでよしとします。エドもウィリアム(=キアヌ)の家族と仲良くしていたようなので、甘くなっちゃうよね。

家族を失う前、ウィリアムは亡くなった男性の意識(記憶)を機械の脳?コンピュータ?にコピーする実験に失敗します。最愛の妻はそのことについて、死んだあとにまた苦しませるのはひどい、倫理的に間違っている、というようなことを言います。言うんですが、自分が一度死んでクローンになったことを知ったとき、結構あっさり受け入れてしまうんですよね・・・それでいいの?ってなりました。

ウィリアムが悪いことをしているのは明らかなんですが、ウィリアム以上の悪役を出すことでごまかしている感じがすごい。ちょっと犠牲者出しておけばいいでしょ、みたいな雰囲気も感じます。

なんだかネガティブな感想になってきましたが、後から冷静に考えるとこういった難が思いついてしまうものの、見ている間はあまり気になりません。

テンポも悪くないですし、クローンになった家族が目覚めた日、「なんだか前と様子が違うような・・・?いや、でも、クローンと知っているからそう思うだけなのかな・・・」というようなスリリングさや不気味な雰囲気もあり、楽しめます。

 つまり、あまり深く考えずに楽しみましょ!という作品です。

(18 May 2019 / @劇場)